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 安全靴に様々な素材や形状があるのは、仕事の作業内容ごとに適したものを改良し続けているからです。安全靴を購入するときは自分の作業内容に適したものを選ぶことで、職場の安全確保に繋がります。ここでは安全靴の形状と適した職場について説明します。

テスト

安全靴の形状は仕事内容を確認して選ぼう

 安全靴を購入しようと通販で検索すると、様々な素材や形状が出てきて、どれを選べばいいのか分からないという人もいるのではないでしょうか。なぜ、これだけ多くの安全靴が販売されているかというと、仕事の作業内容に合わせて素材や形状、デザインを改良し続けているからです。なので、安全靴を購入するときには自分の作業内容に適したものを選ぶことで、職場の安全確保に繋がるのです。

 ここでは安全靴の形状として「短靴(ローカット)」「中編上靴(ミドル)」「長編上靴(ロング)・半長靴」「長靴」を説明し、適した職場について説明します。ここで解説する内容はあくまでも一般的な分類になるので、事業所で指定された安全靴の基準がある場合は、それを確認した上で購入しましょう。

短靴(ローカット)

 短靴(ローカット)は、最も一般的に使われている安全靴です。靴を履いたときに、くるぶしが出ているタイプが短靴に分類されます。ローカットの形は通常の革靴やスニーカーと変わらず、素材には革や合成繊維が使われています。

 短靴のメリットは、脱ぎ履きが簡単にできることです。ローカットは通常の靴と同様に、紐やマジックテープ(ベルクロ)で留めて脱げないように締め付けているので、それを緩めれば簡単に脱ぐことができます。

 また、軽いことも短靴の特徴の一つです。先芯が樹脂製で合成繊維のいわゆる「スニーカータイプ」の安全靴では、重さは1kgを切っており、中には400グラムという製品もあります。

 短靴に適したタイプに適した職場は、移動や靴の着脱が多く、熱間作業や炉前作業、寒冷作業、極端な重量物がない仕事です。たとえば、通常の工場作業、運送ドライバー、フォークリフト運転手、自動車整備業です。なお、引越し業やホームセンタースタッフなど、よく脱ぎ履きをしたり長距離を歩いたりする方は、足に負担の少ないスニーカータイプがおすすめです。仕事内容によって足元のリスクが違ってくるので、特殊な作業現場では、短靴をベースとした静電安全靴、高耐滑性の安全靴、甲プロテクターつきなどの機能がついたものを選びましょう。

中編上靴(ミドル)

中編上靴は、短靴のかかと部分を5センチ前後延長して、くるぶしを覆う長さにしたものです。短靴に比べて足首を守る性能が高くなるため、短靴よりも足元の危険が多い職場でミドルタイプの安全靴が使われています。たとえば、設備メンテナンス業、電気業、台車運搬作業など、土砂や水、溶接火花などが身近にある職場に、中編上靴は最適です。

 また、頻繁にかがんだり姿勢を変えたりする仕事でも、ロング丈の長編上靴よりも動きやすいミドルタイプが便利です。中編上靴には、紐で結ぶ以外に、サイドにチャックがあってワンタッチで脱げるものもあるので、好みのタイプを選んで購入しましょう。

長編上靴(ロング)・半長靴

 長編上靴(ロング)・半長靴は、ひざ近くまでの長さがある安全靴です。足元だけではなく、足首からスネ部分までを広くカバーできる作りになっています。たとえば、水や砂、溶岩花火などが靴の中に入るのを防ぐのはもちろん、水蒸気や高温の金属溶油などが直接足に触れないような形状になっています。

 長編上靴は、紐を編み上げて足に固定するタイプです。ズボンの裾をロングタイプの安全靴の中に入れて編み上げることで、服が木片やコンクリートの残骸などにひっかかり怪我をするリスクを減らすことができます。紐タイプはフィット具合が調整しやすい一方で、余った紐をどこかに引っかけるとつまずき易いのが欠点です。そのため、最近はマジックテープベルクロ式(ベルクロ)のロングタイプも増えています。

 半長靴は、革製の長靴といった見た目の安全靴です。長編上靴のように紐を編み上げるタイプではないので、着脱が便利なのが特徴です。現場によって指示は変わりますが、ズボンの裾を安全靴の外に出すことが多いです。それにより、高温の金属溶油やアスファルトが万一足首にかかったとしても、中に侵入せず外に流れ落ちます。

 長編上靴・半長靴に適した仕事内容としては、鉄道の保線作業、森林伐採作業などに向いています。土木作業や解体作業であれば、静電機能と踏抜き防止板が入っているものを選ぶといいでしょう。靴底は、フラットソールであれば高所作業向けです。耐熱タイプなら消防団作業にも使えます。

長靴

 ゴム製の長靴の形をした安全靴です。水を使う職場や泥・砂が多いところでの使用を考慮して作られていますので、水切りがよく滑りにくい加工がされています。

 白いタイプは、厨房業や食品加工工場等に最適で、見た目も清潔です。また黒いもので耐油底のタイプは、土木・農林業・畜産業に適しています。

2015年12月3日 14:35  カテゴリー :安全靴の選び方