安全靴を選ぶときに、素材や形状など様々な要素がありますが、メーカーによっても特徴が違います。安全靴に特化したメーカーや有名スポーツメーカーなどさまざまです。ここでは、代表的なメーカーとして「シモン」「アシックス」「ディアドラ」を紹介します。

シモンについて

 シモン製安全靴は、グッドデザイン賞を幾度も受賞していることからも分かるように、安全性・快適性・デザイン性を兼ね備えたバランスのよい安全靴を製造しています。近年、シモンは「シモンライト」底(後に「SX3層底」と改称)を開発し、滑りにくい靴底として特許を取得しました。今では「SX3層底」は同社の代表的な製品となっています。

 「シモンといえば安全靴!」思われるかもしれませんが、シモンの歴史をさかのぼると安全靴よりも作業用手袋のほうが古いのです。現在では、通常の革手袋から耐切創性の手袋など、非常に豊富な種類の手袋を取り扱っています。海外でも「Shimon」製安全靴の知名度は高く、東南アジアをはじめとした諸国で現地工場も持っています・ 安全靴と手袋のメーカーとして、国内から海外までは幅広く知られています。

 シモン安全靴の特徴は、スタイリッシュなデザインと軽さだけでなく、高水準の安全性を実現させていることです。ここからも、同社の技術の高さが伺えます。しかし、軽量化に特化した安全靴は革が薄いと感じられる場合があります。革のしっかりした安全靴が欲しい場合は、H種安全靴や甲プロテクター付きの安全靴を選ぶことをおすすめします。

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アシックスについて

 アシックスは、シューズをメインとしたスポーツ用品メーカーです。多くのプロスポーツ選手が専属契約を結んでいることからも、国内ばかりか海外にも「asics」の知名度は広く及んでいます。安全靴に関してもスポーツシューズの技術を生かし、「軽く」「疲れにくい」商品を多数販売しています。

 「なぜ、足が疲れるのか?」に焦点を置いて、アシックスは靴の研究を重ねています。靴を履いて歩く時を厳密に分析すると、足を持ち上げるとき、人は甲で靴を持ち上げて歩いています。つまり、靴全体の重さを甲で受け止めているわけです。安全靴は通常の靴より重いので、その重さがあればあるほど疲労が積み重なっていきます。そのため、アシックスは足の負担を軽くするための軽量化と、甲で靴を持ち上げるのではなく、靴が足にフィットして一緒に動いてくれるような安全靴を開発しました。

 また、アシックスは靴底の滑りにくさと耐久性も定評があります。床によっては、歩くとキュッキュッという音がするほどで、しかも減りが遅いという優れた素材を使用しています。特に、靴底のかかと部分に衝撃緩衝材として「αーGEL」を取り入れた安全靴は人気があります。「αーGEL」がクッションとなり、歩くときの衝撃を緩和することで、腰やひざへの負担を軽減ひてくれる秀逸な安全靴です。価格は高くなりますが、歩きやすさという点では非常に優れた特性を発揮しています。ただし、靴底と一体化しているということは、それだけ蒸れやすくなることでもありますので、職場や個人の体質によってはデメリットとなることもあります。

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ディアドラについて

 ディアドラは、イタリアのスポーツ用品メーカーです。DIADORA(ディアドラ)とは、古代ギリシャ語で“神より賜りし地上の贈り物”という意味があり、同社では靴の商品名に「エミュー」「キーウィ」など鳥の名前をつけているのも特徴の一つです。もとは登山靴メーカーとして創業されましたが、現在は世界75カ国以上でサッカー、テニス、ランニングをはじめモータースポーツに至るまで、様々なシーンで使われる靴を製造しています。

 ディアドラの安全靴は、一見してそれと分かるイタリアらしい意匠を施されたもので、大胆な色づかいによる斬新なものが多いです。また、外見のみならず安全靴の性能も優れています。特筆すべきはそのグリップ力です。Anti Slip Soleを採用することで耐滑性能の最高ランクを取得しています。また、シリーズの「KIWI」と「EMU」は、超耐滑配合ラバーのソールで高いグリップ力を発揮します。

 また、中敷にも工夫が施されており、「スプリッティング・テック・インソール」というアーチ型のインソールを採用しています。それにより、足裏にフィット感やホールド感が増し、足をサポートしてくれます。

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2015年12月7日 10:41  カテゴリー :安全靴の代表メーカー